人工芝のおすすめと注意すべき点
皆さん、こんにちは。
ベランダやキッズスペースなどに敷いてある人工芝で、表面が凸凹しているような不自然な人工芝を見たことはありませんか。お店はおしゃれなのに、敷いてある人工芝が取れかけていたり、凸凹しているのはとても残念ですよね。
今回は、街で見かける残念な人工芝についての解説と、改善できる改善の仕方についてお話致します。
![人工芝](https://jinkoushiba.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/artificial_exe01-1024x478.jpg)
人工芝とは
人工芝は、ペットボトルや衣服などに使われる「ポリプロピレン」「ポリエチレン」という素材で出来ていることが多いです。
天然芝と違い、メンテナンスが楽で年中、きれいな緑を楽しむことができるため、近年、人工芝は人気が出てきています。皆さんも街で一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。
【人工芝・おすすめの場所】
店舗の入り口、結婚式場…華やかな印象になるため人気があります。
◎特に人工芝は、写真映えするので、店舗の入り口や結婚式場に敷くことはおすすめです。
幼稚園やドックラン…子供の足やわんちゃんの足にやさしく怪我をしにくく、足などが汚れにくいため人気があります
※幼稚園に人工芝を敷くことのメリットについては、こちらの過去のブログを読んでみてください。↓
【人工芝・おすすめしない場所】
駐車場全体…車は重いため、人工芝が倒れやすくなってしまうため、駐車場全体に敷くのはお勧めしません。
※駐車場全体ではなく、目地に敷くのはお勧めです。
土の目地よりもおしゃれになります。
■残念な人工芝5つと改善点
- 整地がしっかりできていないため、凸凹している
ベランダなどに敷いてある人工芝で、少し凸凹しているなと感じたことはありませんか。
それは人工芝自体が凸凹しているわけではなく、下地の部分がしっかりと整地されていないために起こります。凸凹している場合は、砂を足し、転圧機をかけると良いでしょう。
どのくらい砂を足せばよいかというお問合せをいただきますが、その地面の状態によるので様々です。
DIYで敷こうと考えていて、地面がものすごく凸凹している場合は、整地が大変になりますので一度、専門業者に相談すると良いでしょう。
凸凹にならないように、下地部分をしっかりと固め、平らにすることによって、きれいな見た目になるだけではなく、水たまりもできにくくなるため、人工芝の寿命も長持ちさせることができます。
- 人工芝と人工芝の継ぐ部分が多すぎる。
人工芝を敷く際になるべく、繋ぐところが少なくなるように敷いたほうが出来上がりは、綺麗になります。たまに、ベランダなどに敷いてある人工芝で、継ぎ足しが多く、きれいに見えないことがあります。人工芝そのものの素材が良かったとしても、継ぎ足しだらけだと見た目の面でとても残念な仕上がりになってしまうのです。弊社では、見積もりの際になるべく、きれいに見える敷き方をご提案しています。DIYで敷く場合、分からないことなどありましたらいつでもお電話ください。
- 釘を打つ数が少ないため、剥がれてきている
人工芝は、土などのお庭の場合、U字ピンや釘などで固定します。その際に、釘やU字ピンが少ないと、人工芝が剥がれてきてしまうこともあります。釘やU字ピンはしっかりと適度な間隔で打ちましょう。また、打ち方にもポイントがあります。そのまま打ち込むのではなく、芝葉を巻き込まないように、手で芝葉を丁寧に、かきだしながら打つときれいに仕上げることができます。
DIYで敷く場合の手順やポイントをまとめたブログに釘の打ち方も過去のブログに記載してあります。
- 敷き方が間違っているため、色がまばら
人工芝には本来、向きというものがあります。芝目を合わせて敷かないと、縞模様のように、色がまばらに見えてしまうことがあります。サッカー場など、あえて縞模様に見せるため、向きを交互にすることもありますが、一般的には向きを揃えることをおすすめしています。サッカー場の人工芝で色がまばらに見えている場合、敷いた人が向きを間違えた場合が多いです。必ず事前に向きを確認して人工芝を敷きましょう。
- 品質の悪い人工芝を使っているため、おしゃれではなく安っぽく見える
せっかくおしゃれな空間を作ろうと思っても、人工芝選びを間違えると、見た目が安っぽく見えてしまいます。すごく明るい色でいかにも人工っぽく、芝葉の密度も少ない人工芝が敷かれていることがあります。きっと予算の関係上、ホームセンターの人工芝か、工務店で売られている安価な人工芝を選んで敷いたのでしょう。一見、安く済んだように思えますが、耐久性のことを考えると、必ずしも安いわけではないこともあります。必ず、耐久性を事前に確認しましょう。せっかくであれば、高品質のおしゃれに見える人工芝を選びましょう。ホームページなどで見てもわからないと思うので、サンプルを取り寄せて実際に目でみて確かめることをお勧めします。
まとめ
今回は人工芝の敷くおすすめ場所と改善点についてお話しました。
- 整地をしっかりする
- 人工芝はなるべく必要以上に継がないようにする
- 釘やU字ピンはしっかり打つ
- 敷き方、向きに気を付ける
- 品質のよい人工芝を選ぶ
以上のことに気を付けながら、人工芝で素敵な空間を作ってくださいね。
わからないことなどあれば気軽にお電話ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。