【整地について】

整地の仕方
一見、平らに見えていても小さな起伏が仕上がりに大きく影響します。
凸凹が目立つ場合は、ホームセンターで売っている砂を入れて下さい。
スコップやレーキ等を使い、地面を平らに均します。
平らに均した後は、足踏みをして地面を引き締めます。
※プレートコンパクター(転圧機)をご用意出来る方は使うとより綺麗に仕上がります。
※転圧機はホームセンターなどで借りることもできます。
整地が完了した写真がこちら↓↓

【整地する際のポイント】
雨水枡等の周りは特に起伏が出来易いので
コテを使って枡の縁と地面に段差が出来ない様注意しましょう。
尚、転圧をする場合でも、転圧機をかけた後にもう一度レーキやコテで均すと
とても綺麗に仕上がります。

【防草シートについて】
人工芝のみでも防草力はありますが壁際や水抜き穴から雑草などが生えてくる場合があります。そのため土のお庭など雑草が生えてくる可能性があるところには防草シートを敷くことをお勧めします。
※ベランダなど土以外の場所には防草シートは敷く必要はありません。

防草シートの敷き方
整地が終わったら防草シートを上記の写真のように広げます。
防草シートの位置が決まったら、丸釘やU字ピンなどで防草シートがずれないように固定します。
作業中に防草シートが飛ばされないように固定するだけなので、ある程度地面に固定されていたら大丈夫です。
防草シートを敷く際のポイント①
花壇等、外縁が直線ではない箇所は、下の写真のようにまず
防草シートを被せるように多めに敷き、縁を釘で固定した後、余分な部分をハサミで切り抜きます。

※ ●は釘を打つ部分です。
☆完成↓

防草シートを敷く際のポイント②
雨水枡等の場所は覚えておき、防草シートを固定した後、ハサミで切り抜きます。
※もし場所がわからなくなった場合はハンマーで軽くたたくと音が違うため場所がわかります。

防草シートを敷く際のポイント③
お庭の大きさによっては、防草シートを何枚も使用する場合があります。
その際には、まず防草シートの1枚目を固定した後、
2枚目は1枚目と約10cm程度重なるように敷きます。重ねて敷くことによって防草シートと防草シートの間から雑草が生えてくることを防止します。

☆完成↓

【人工芝の開封~サイズカット】
『人工芝の開封』
弊社の人工芝はロールタイプの人工芝です。
両側のキャップの周りと縦方向の縫い目をカット↓

人工芝の開封をします。
両方のキャップの周りと縫い目をカッターで切り外包装を取ります。

包装を取ったらロールを伸ばします。
ロールの芯は複数カ所がホッチキスで留めて
ありますが、足の裏で押し付けて転がすと取れます。
『人工芝のサイズカット』
人工芝を必要な長さに切り分けていきます。下の写真のように簡単にカッターナイフで必要な長さを切ることができます。※人工芝を裏返しにしてカットしましょう。
まずはメジャーを使って施工場所の長さを測りましょう。両サイドが同じ長さとは限りません。通常のお庭はどちらかが開いていることが多いため、必ず人工芝を置く場所の両サイドの長さを測りましょう。
※人工芝をカットする際はぎりぎりの長さでカットするのではなく、両サイド10センチ程度の余裕をもってカットすることがポイントです。

【人工芝の耳取り】
弊社の人工芝には耳がついています。人工芝の両端を軽く畳み、『耳取り』を行います。

耳取りの仕方
人工芝の端っこを裏返しにして、外側から数えて2本目の線の手前を縫い目に
沿って切ります。(下記に写真添付)
これが【耳取り】です。
※【耳取り】をしなければジョイント部分が盛り上がったりして綺麗に施工ができません。



【人工芝を敷く】
防草シートの上から先ほどカットした人工芝を並べていきます。
なるべく膨らみやしわがないようにしっかり伸ばした後位置が決まり次第U字ピンなどで動かないように固定すると作業がしやすくなります。
人工芝と人工芝とつなぎ合わせる場合、位置合わせに注意が必要です。
人工芝同士を縦に繋げる場合、間隔を空けずに繋げます。
人工芝同士を横に繋げる場合2~5mm間隔を空けて繋げるとよいでしょう。

人工芝を敷く際のポイント①
木がある場合は人工芝に切り込みを入れて木を挟み込むようにします。
木の周りを丸くカットします。




☆人工芝の場所決め完成
【人工芝の接続】
◎接着剤とジョイントシートを使って人工芝をつなげる場合

上記の写真のように、人工芝の端を折り曲げます。
U字ピンなどで仮止めしておくのも良いでしょう。

折り曲げた人工芝の真ん中にジョイントシートを敷きます

テープや釘などで人工芝が飛ばないように固定します。

接着する際に、接着剤が芝葉に付くと取る事が非常に困難です。
これを防止する為に、芝葉に養生テープを貼ります。

ジョイントシートに接着剤を垂らします。

ヘラで接着剤をジョイントシート全体に万遍なく塗っていきます。
接着剤はジョイントシートに垂らした後少し時間をおく必要があります。
(夏は5分から10分程度、冬は10分から15分程度)
※接着剤を軽く指で触ってもすぐに指につかない程度になったら接着可能です

ゆっくり人工芝をおろしていきます。
最後は養生テープをはがし全体的に手で芝葉を撫でてなじませたらジョイントは完成です。
◎ジョイントテープを使って人工芝同士を繋げる場合
ジョイントの部分の人工芝の片方を軽くめくりテープが両方の人工芝にまたがるように差し込みます。

ジョイントテープを端まで差し込み終わったら、めくった人工芝を元に戻し端からジョイントテープの白い紙をめくります。

最後は片方の手で人工芝をおさえながら、つなぎ目の隙間から優しく紙を引き抜きます。

最後は全体的に手で芝葉を撫でてなじませたらジョイントは完成です。
人工芝を固定
風などでめくれないように人工芝の周囲とジョイント部分にU字ピンもしくは丸くぎを使って固定します。
U字ピンを打つ時のポイントとしてU字ピンは単純に打ちこむと芝葉を巻き込んでピンがむき出しになってしまいます。これを防ぐために、軽くピンを打ち込んだ後まきこんだ芝葉をかき分けてかきだしてから最後まで打ち込むとピンが目立ちません。






ジョイント部分にU字ピンを打つ際のポイント
★先ほど接着剤などで貼り合わせたジョイント部分をU字ピンで固定します。
固定する際は貼り合わせたジョイント部分をまたぐ様にU字ピンを打ってください。

掃除機や竹ぼうきを使って全体的なごみを取ったら完成です
