人工芝はベランダや屋上にも敷くことが可能です。
一見すると殺風景なベランダも、人工芝を敷くことでガラッと雰囲気を変え、優雅な空間へと早変わりです。
一戸建てやマンションなど住宅形態に関係なく、また下地となる素材も問わないので、状況に応じて対応することができます。
今回は、ベランダに人工芝を敷くメリットや注意点について、さらに上手に敷くポイントなど解説していきたいと思います。
ベランダに人工芝を敷くメリット
ベランダに限ったことではなく、人工芝を敷く目的としてまず挙がるのは景観の整備ということでしょう。
人工芝は見た目にも美しく、手軽に緑のある落ち着いた空間をつくることができます。
まず、ベランダに人工芝を敷いたときのおもなメリットについて見ていきましょう。
多目的なスペースになる
ベランダに人工芝を敷くと、子供の遊び場としてや、一息つくための休憩スペースなど、あらゆる目的で使用することが可能となります。
そのまま素足で出られるので、部屋の延長として使えるので行動の範囲が広がります。
バリエーションが豊富
人工芝には多くの種類があります。
ロールタイプやジョイントタイプ、また色についても赤や青など緑以外の人工芝を採用することもできます。
ジョイントタイプはタイル調や木目調などと組み合わせができるので、オリジナルのアレンジが可能です。
また、人工芝は目隠し用のパネルやシェードなどとも非常に相性がよいので、さまざまなバリエーションの中から快適な空間づくりを楽しむことができます。
集合住宅でも庭づくりが可能
庭のないマンションやアパートでも、ベランダの限られたスペースを利用して庭づくりを楽しむことができます。
気持ちのよい人工芝の緑に、ガーデニングや家庭菜園が映え、窓からの景色で豊かな時間を過ごすことができます。
ベランダの汚れが目立たない
人工芝を敷くことでベランダ周辺の汚れを目立たなくしてくれます。
ただし、汚れないというわけではないのでお手入れは必要です。
ベランダに人工芝を敷くときの注意点
続いて、ベランダに人工芝を敷いたときの注意点についてご紹介いたします。
水はけのよいものを選ぶ
ベランダの場合、雨が降り注いだときなど適切に排水されることが必要です。
もし、人工芝とベランダ床との間に水分が長期間留まると、カビや嫌なニオイが発生したりするので注意が必要です。
人工芝を敷く場合は、必ず水はけのよいタイプを選び、水分が留まらないようにして、適度な通気性を保つことが重要です。
夏は熱くなる
人工芝の素材は樹脂製なので、夏場には熱を吸収して熱くなります。 素足で歩くのは難しく、履物を使用するか、あらかじめ水をまいておくなどの対応が必要です。
ロールタイプとジョイントタイプのどちらを選ぶ?
人工芝をベランダに敷くときにはロールタイプとジョイントタイプの2種類のうち、どちらかを選択する必要があります。
それぞれの特徴と注意点についてご紹介いたします。
ロールタイプ
人工芝のロールタイプは1枚が長くロール状になっているタイプです。
完成後の継ぎ目が目立ちにくく、天然芝のような美しい仕上がりになるのが大きな特徴です。
人工芝のロールタイプをベランダに施工する場合は、接着剤か両面テープを使って接着する方法となります。
この方法は、人工芝がしっかりと固定されるので強風にあおられたり、あるいはズレたりするなどの心配がありません。
ただし、人工芝はいずれ劣化するので、必ず交換するときがやってきます。
人工芝を交換する際は接着剤や両面テープを剥がし取る作業が必要になりますが、防水層を傷つけてしまわないよう慎重に作業を行いましょう。
ジョイントタイプ
人工芝のジョイントタイプは、1枚が定型サイズでマット状になっています。
複数のマットどうしをつなぎ合わせて広げていくので、誰にでも簡単に敷くことができますが、継ぎ目が目立ちやすいことが特徴です。
ロールタイプのように接着することがないので、交換の作業は1枚からでも簡単にできます。
ただし、耐久性においてはロールタイプのほうが優れています。
人工芝を上手に敷くポイント
せっかく選んだ人工芝も、適切な敷き方がされないと景観や耐久性に影響を与えます。
ここでは、人工芝を上手に敷くポイントについて解説します。
芝目の向きに注意する
人工芝には葉の向きがあり、芝目と呼ばれています。この芝目をバラバラに敷いてしまうと、きれいに見えません。
芝目はそろえるように敷きましょう。普段よく見る場所に芝目が向くように敷くとキレイに仕上がります。
人工芝の寸法を合わせる
歪んだ状態で敷かれた人工芝は、美しいとはいえません。人工芝を敷く前のカット作業は慎重に行いましょう。
コツとしては、人工芝の裏面にベランダの形に合わせた寸法のとおりに印をつけ、カットしていくことです。
手間にはなりますが、この工程を加えることで人工芝を敷いたときの歪みが発生しにくくなるのです。
風によるめくれ対策
強い風で人工芝がめくれることがあります。
壁と人工芝の隙間に風が入ることが原因のため、この隙間に砂を敷き詰めることで、風によってめくれることを防げます。
まとめ
人工芝はベランダにもDIYで簡単に敷くことができます。
また長期に渡って美しい景観と癒しの空間を維持することも可能です。
いくつかの注意すべき点はありますが、ベランダに人工芝を敷くことで、生活のなかに楽しさや豊かさをもたらしてくれるでしょう。
快適なベランダ空間づくりに、ぜひ人工芝の敷設を検討してみてください。
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