中部地方に多いDCMカーマなどのホームセンターに行くと、DIY用の人工芝が販売されています。
特に最近では、「とにかく雑草が生えない庭にしたい!」、「草むしりに時間をとられたくない!」という要望が非常多く、さらには「気軽にお庭で子供を安全に遊ばせたい!」という要望まで色々あります。
そのため、ホームセンターでも安価なタイプの人工芝から高価なタイプの人工芝まで、色々な種類の商品が販売されるようになっています。
ではそんな人工芝ですが、ホームセンターで販売されている芝と高級人工芝として販売されている人工芝専門業者の芝とは何が違うのでしょうか?
ホームセンターと専門業者で製造工場や製造機器、材料はそれほど変わらない
現在、日本で取り扱われている人工芝の大半は、中国の人工芝メーカーの工場(特に『無錫』辺りに集中)にて製造されています。
日本のホームセンターを運営する会社も高級人工芝を扱う会社も、その人工芝メーカーに対して、『密度は〇〇/㎡』、『芝葉の形状は〇型』、『コーティングは〇〇』、『量は〇平米分』といった具合に条件を伝えて発注をしています。
その為、工場が同じであれば、ホームセンターの芝も専門業者の芝も、製造する機械や材料は基本は同じになります。
「じゃあ何が違うの?同じならホームセンターの安いやつでいいじゃん!」と思われるかもしれません。しかし、やはり安価な物と高価な芝とでは大きな違いがあります。
その中で一番大きな違いは【密度】です。(1㎡に何個、芝の縫い目があるか)
ホームセンターの安価なタイプで1㎡あたり8,000個前後、ホームセンターの高価なタイプでも1㎡あたりで13,000個前後となります。
いっぽう、人工芝専門業者の物だと17,000個/㎡前後となり、当社、匠が扱う『楽』は29,400個/㎡、『極』は18,900個/㎡)です。
人工芝の「密度」が高いと何が良いのか?
①≪耐久性(人工芝を使用出来る年数)が変わる≫
どのような人工芝でも、天然芝と違って芝葉が増えてくることはありません。製造完了時は一番密度が高く、その後使用するたびに段々と密度が低くなっていきます。
そういった事から、最初から密度が低い安価な人工芝の場合は、すぐに剥げてしまいます。
たとえば、元々100個しかなかった芝が50個減ってしまったら「半分」になり、すぐに気が付きますよね。でも、元々500個芝があった場合には、そこから50個減っても、まだ450個残っていることになりますので、まだまだ違和感はないということになります。
全ての人工芝に当てはまることではありませんが、「密度」が芝の耐久年数に大きく影響することは間違いありません。
尚、人工芝の耐久年数は、ホームセンターの安価な物で≪1~2年≫、ホームセンターの高価な物で≪3~4年≫、専門業者の物で≪5~7年≫が目安となります。尚、最高級の物でも≪10~13年≫程度です。
②≪クッション性が違う≫
芝の密度が高くなるという事は、同じ面積内にある芝葉の本数が増えるという事です。芝葉の本数が増えれば増えるほど、ふかふか感が増して、転んでも痛くないほどのクッション性を得ることができます。
なので、子どもや赤ちゃんが安心して遊べる環境がつくれます。
③芝葉が立ちやすい
芝が密集していると、芝同士がしっかり支え合って立ちやすくなります。
電車の車内を思い浮かべてみてください。乗車客がいないガラガラの電車の車内では、立っている乗客は急ブレーキの際にふらついてしまいます。
しかし、通勤ラッシュのようにギュウギュウ詰めの車内の場合、常に動けない状態で、乗客同士が支え合って急ブレーキの際でもふらつきません。
これと同じで、芝葉がしっかり詰まっているとしっかり芝葉が立ちますが、安価な芝で芝葉がスカスカの場合は、立ちにくく、またすぐに倒れやすくなってしまいます。
このように、ホームセンターの安価な人工芝と専門業者の人工芝では密度の違いによって、耐久性やクッション性が大きく変わってきます。
但し、密度が高いという事は芝葉の数が多く、その分材料が沢山必要になりますので、専門業者の人工芝はホームセンターよりコストは高くなってしまいます。(もちろん、専門業者の人工芝は、密度以外にもコーティングを良い物に変えてあるとか、防臭・抗菌加工がしてある等、様々な工夫がしてあるメーカーが多く、そういった所で販売価格の差が生まれています。)
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尚、当社が扱う『楽』という人工芝は、密度『29,400/㎡』という、おそらく世界中の人工芝の中でも最高の超高密度を誇ります。
芝葉を少し細目に作り、しっかり立つが痛さを感じさせない『C型』の芝葉の形状にする事によって、わざわざ靴を脱いで裸足で走りたくなるようなとても気持ちの良い触り心地になっています。
値段もディスカウント商品の場合だと『3,325円 / ㎡』(税別)と、ホームセンターのカーマで扱っている消臭機能付き人工芝とほぼ変わらない料金設定になっています。(楽の定価は4,850円 / ㎡)※メーター売りも可能ですのでお気軽にお問合せください。
もちろん、『楽』には防臭・抗菌加工、静電気抑制加工を施してありますので、ペットやお子さんがいるご家庭にはもおすすめです。
必ず購入の必要はございませんので、お気軽に『こちらから無料サンプル』をご請求いただき、『楽』の触り心地の良さ、他の人工芝の違いを確かめていただければと思います。