人工芝の施工をおこなうときに、いちばん気になるのが値段ですよね。なるべく安く済ませたいけれど、人工芝の施工業者に依頼すると高くなりそうだから諦めてしまった・・・そんな方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、人工芝の施工に関する値段の目安について紹介します。人工芝本体の価格と施工費用はどのくらいかかるのか?安く人工芝を施工するにはどのようにすれば良いかなど、人工芝を敷きたいと考えている方は参考にしてください。
人工芝施工の値段は人工芝と施工代金の合算
人工芝の施工には、まずは人工芝を購入する必要があります。なので人工芝本体と業者による施工代金の合算が、人工芝施工の値段となります。
芝の代金は質と面積によって違う
まずは人工芝の値段ですが、品質の違いと敷く面積によって合計金額が変わってきます。品質が良ければその分高いですし、敷く面積が広くなればなるほど高くなっていきます。
人工芝にはホームセンターなどで取り扱っている安価なものから、専門業者が取り扱う高価なものまであります。値段によってそれぞれ耐用年数が異なりますので、目安として紹介しますね。
1㎡あたりの値段 | 耐用年数 |
1,000円前後 | 半年~1年 |
2,000円前後 | 1年~2年 |
3,000円前後 | 2年~4年 |
4,000円以上 | 5年~10年以上 |
人工芝は安価なものだと1,000円くらいからありますが、耐用年数は半年から1年くらいなので、長い目で見たときには4,000円以上のレベルを選んだほうがお得になります。
上記の料金を参考にして、ご自身が敷きたい面積がどのくらいか分かれば、人工芝の値段がおおよそ分かります。
さらに詳しい人工芝の値段と耐用年数に関しては下記を参考にしてください。
施工代金は会社によって違う
人工芝の施工代金は業者によって異なりますが、大きな流れは下記のようになります。
- 除草作業
- 下地整地
- 防草シートを敷く
- 人工芝を敷く
- 最終チェック
このうちの防草シートや資材代が1㎡1,000円くらい、施工代金は1㎡2,000円~4,000円くらいとなります。
なので人工芝の質にもよりますが、人工芝と施工費用の合計は、1㎡あたり8,000円~10,000円くらいを目安にしておくと良いかと思います。
ただし、この料金はあくまで目安であって、場合によっては追加代金がかかることもあります。
雑草が非常に多く、除草作業や下地整地に通常よりも多く時間がかかる場合や、遠方の場合の出張費など。
「工事が終わってから思っていた金額と違う請求をされた。」なんてことにならないように、施工業者には必ず見積りを依頼するようにしてください。
DIYで施工すると安くなるが追加で費用もかかる
業者に依頼すると高くなりそうなので、いま流行りのDIYで人工芝を施工すれば、安上がりになると考えるかもしれません。
たしかに、業者から人工芝だけ購入して、自分で敷くことは可能です。ただ、DIYの場合も人工芝以外に必要なものがあるので、お持ちでない場合は別途購入していただくことになります。
人工芝を敷くときに必要なアイテム
それでは、人工芝のDIYに必要なアイテムを紹介しますね。
- 大き目のハサミ、カッター(人工芝をカット)
- 軍手、雑巾(手の汚れを防ぐ)
- メジャー、定規(施工場所に合わせて採寸)
- 養生テープ(施工場所の養生)
- ジョイントシートと接着剤(ジョイント部分に使う)
- 金槌、固定ピン(地面が土や砕石の場合に固定)
- 専用両面テープ(地面がコンクリートの場合に固定)
- シャベル(地面の整地作業)
- 防草シート(雑草を生えにくくします)
上記が主だったものになります。他にも敷く場所の状況によっては、必要となってくるものはありますが、DIYでおこなえば施工費用は安くおさえることができます。
メンテナンスや見た目など、長い目で考えれば業者に依頼したほうがお得な場合も
業者から人工芝だけ購入して、DIYで施工すれば費用は安く済みます。ただし、施工する面積が大きいと時間がかかり体力も消耗します。
雑草をすべて取り除かないと、施工後に人工芝の下から雑草が生えてきてしまう場合もありますし、整地をしっかりおこない地面を平らにしておかないと、人工芝を敷いたときに凸凹になってしまいます。
DIYが得意で慣れている方なら良いかと思いますが、見よう見まねでやってみたものの、上手くできずに結局プロに依頼することになった・・・となると体力の消耗はもちろん、費用が余計にかかってしまいます。
なので、人工芝を敷く面積が広い方、できるだけキレイに敷きたい方、後々のメンテナンスを最小限にしたい方などは、人工芝のプロに依頼することをおすすめします。
DIYと業者に依頼した場合の料金に関しては、下記の記事を参考にしてください。
まとめ
今回は人工芝の施工料金の目安と、DIYについて解説しました。人工芝はホームセンターなどにある安価なものから、専門業者が扱う天然芝と見間違えるほど高品質なものまで種類が豊富です。
費用を安く抑えたいからといって、安価で低品質な人工芝を選んでしまうと、痛みが早く耐用年数も短いので、長い目で見るとランニングコストが高くなってしまいます。
なので、DIYであっても業者に依頼する場合でも、なるべく質の高い人工芝を選ぶことをおすすめします。そのぶん初期費用は高くなりますが、5年後、10年後を考えますとトータルコストは安くなりますし、見た目的にも高級感のある景観が楽しめます。
尚、弊社では、「楽」と「極(きわみ)」という最上級人工芝を取り扱っています。「楽」は最高の触り心地とクッション性を持った超高密度の人工芝で、幼稚園やドッグラン、キッズスペースなどでも使用されています。
また「極」は、紫外線などによる耐久性が良く、リアリティのある高級感を追求した人工芝で、日本庭園や結婚式場、リゾートホテルなどでも使用されています。
「楽」の耐用年数は7~10年、「極」は10~13年となっています。ぜひ、サンプルをご請求いただき、実際に触れてみていただければと思います。
弊社は全国各地どこへでも施工にお伺いさせていただきます。また、人工芝だけの販売もおこなっていますので、まずはお問い合わせいただければ幸いです。
取り扱っている商品には絶対の自信がありますので、サンプルのご請求やお問い合わせをいただきましても、しつこい営業など一切いたしません。人工芝に関する質問だけでも喜んで対応させていただきますので、安心してご連絡くださいませ。
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