
庭のお手入れで、大変なことといえば雑草対策ではないでしょうか。
庭の雑草対策にはいくつかの方法がありますが、素敵なお庭に憧れるけど庭のお手入れは苦手だという方は、防草シートと砂利を使うのをおすすめします。
防草シートと砂利敷きを併用したほうが良い理由は、お互いの弱点を補い、完成後のメンテナンス性を高めることができるので非常におすすめです。
メンテナンスのストレスが少なく、綺麗なお庭をつくるのに強い味方となる「防草シート」と「砂利敷き」を組み合わせるメリットと施工方法について解説していきたいと思います。
「防草シート」と「砂利敷き」を組み合わせるメリットとは
防草シートと砂利敷きを組み合わせるメリットは、それぞれの特徴において弱点となる部分を補うことができる点にあります。
では、それぞれの弱点とはどのようなものでしょうか。また、組み合わせることによって生み出す効果についても解説します。
防草シートの弱点とは
防草シートは、地面上に敷き日光を遮断することで雑草の成長を抑えることを目的としたシートで、人工芝の下地としても使用されます。
防草シートのおもな弱点は下記のとおりです。
- 日光や風雨で防草シートが劣化する
- 防草シートによって景観を損なうことがある
日常的に日光や風雨などの刺激を受け続けたり、人が歩行して摩耗したりすることなどが原因で劣化は進行します。
劣化が進行すると破れやめくれなどの症状が現れ、防草としての機能を損ねてしまうため敷き直すなど定期的なメンテナンスが必要となります。
また、素材や色によっては、雰囲気を暗くするなど景観を損ねてしまうような製品もあります。
砂利敷きの弱点とは

砂利敷きは、雑草の繁殖を抑えることや、歩行するときの音を利用した防犯効果などを期待して行われます。
砂利敷きのおもな弱点は下記のとおりです。
- 砂利が動き量が減ると雑草の生えやすい環境となる
- 砂利が土に埋まると雑草が生えやすくなる
砂利のうえを人や車が往来することで砂利が動いてしまい、場合によっては外部に流出することもあります。
砂利が動くことによって土の部分が現れると雑草が生える環境となり、防草対策として完全とはいえません。
それと、砂利が土に埋まると雑草は生えやすくなり、お手入れの労力を増やしてしまうこともあるので注意が必要です。
また、明るい色の砂利を使用している場合は、土との接触で非常に汚れやすくなり洗浄をおこなうなどのメンテナンスも必要となります。
防草シートと砂利敷きを組み合わせる効果とは
防草シートと砂利敷きを組み合わせることにより、それぞれの弱点を補うことで発揮されるおもな効果は下記のとおりです。
- より強い雑草対策になる
- メンテナンスの回数が減る
- 景観を守る
防草シートの上に砂利を敷くと、防草シートは日光や風雨などの影響を大幅に削減することができます。また、砂利が動いて隙間ができたとしても、防草シートによって雑草が繁殖しにくくなります。
よって防草シートが劣化するスピードが遅くなり長持ちするので、敷き直しなどのメンテナンスはあまり必要なくなります。
また、砂利が土に埋まることがなくなると、雑草処理や洗浄などのお手入れやメンテナンスを減らすことができるので、時間とコストの節約にも効果的です。 さらに、さまざまな表情をもつ砂利を敷きつめて仕上げることは、おしゃれな演出も可能となるなど、美しい景観づくりという面からも非常におすすめです。
「防草シート」と「砂利敷き」の施工方法について

防草シートと砂利敷きの施工はそれほど難しくないので、DIYでおこなうことは十分可能です。 おもな手順を解説いたします。
①道具を準備する
ハンマー、ハサミ、メジャーなど必要な道具を準備します。
②整地をする

防草シートを敷く地面を整地します。雑草や大きめの石を除去し、地面をフラットな状態にして、体重をかけて踏むなどできるだけ締め固めます。
仕上げの高さが決まっている場合は、砂利の高さ分低くならしておく必要があります。
③防草シートを敷く
地面に防草シートを敷きます。防草シートを敷くときは10cm程度重ね、およそ50cm以内の間隔になるようハンマーでピンを固定します。また、ピンだけでなくテープや接着剤を使用すると、雑草対策としてより効果的です。
排水マスなど障害物のある位置はハサミでシートをカットし、またブロック塀や建物基礎に接触するような端部は3cm程度折り曲げるようにして立ち上げておきます。 防草シートを敷き終わると、全体的におよそ1m以内の間隔になるようピンで固定します 。
④砂利を敷き詰める
防草シートを敷いた上に砂利を敷き詰めます。 防草シートが見えなくなるよう、できるだけ高さを均等に覆い、全体的にならします。
まとめ
防草シートと砂利を使うメリットと施工方法について解説いたしました。
防草シートと砂利敷きを併用することで、雑草対策として非常に高い相乗効果を発揮します。DIYで施工すれば、大きなコストをかけることもなく、癒しの住空間をつくることも可能です。
尚、庭のお手入れが面倒だとお困りの人は、DIYでも可能な防草シートと砂利敷きの施工を検討してみてはいかがでしょうか。
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