ここさいきん、DIYで人工芝を庭に敷きたいという人が増えています。
人工芝はホームセンターやネットショップでも購入が可能ですが、どれを選べばよいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
また、人工芝には多くの種類があり、品質の違いでコストも大きく異なります。
人工芝を購入するときどのような点に注目すればよいのか、チェックポイントについて解説していきたいと思います。
人工芝の品質チェックポイント
人工芝にはさまざまな種類があります。
多くの種類のなかからどれを選択するかは、購入者のニーズによって変わる部分でもあります。
そこで、人工芝を選ぶ基準となるポイントについてご紹介いたします。
用途
人工芝は用途や使用目的で種類が変わります。
大きくは景観用と競技用の2種類となり、自宅の庭に使用するのであれば景観用、スポーツを行うことを目的とするなら競技用を選択します。
用途と異なる使い方をすると劣化を早めてしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
耐候性・耐久性
天然芝と違って、人工芝は年間を通して緑を楽しむことができます。
ただし、とくに外部で使用する場合は紫外線や風雨などの刺激を受けるので、時間とともに劣化します。
せっかく人工芝を敷いても、変色や破損など早期に傷んでしまっては、メンテナンスのサイクルが早まりランニングコストが高くなってしまいます。
人工芝の寿命は通常1~2年程度、最高品質のもので10年程度となり、できるだけ長く美しい緑を維持できる耐久性の高いものを選択すると、長期的なコストは安くなるといえます。
リアル感
見た目や触感がより天然芝に近い人工芝を選ぶのが大切です。
リアル感を追求した人工芝も非常に多く、色味やパイルの長さ、密度、やわらかさなどに工夫を施し、一見しただけでは天然芝と見分けがつきません。
しかし、リアル感を追求した人工芝の中には、枯葉が見えるよう密度を低くしたことにより耐久性に難のあるものもありますので注意が必要です。
コスト
人工芝は種類によってコストが変わります。
材料の安いものも多くありますが、耐久性が悪いと交換する回数が増え、長期的にみるとコストが増える場合もあるので注意が必要です。
導入コストとランニングコストなど長期的なコストとのバランスを見極めることが重要なポイントとなります。
付加価値
近年において人工芝は著しい技術の向上が見られ、機能を付加したものも数多くあります。
人気の機能としては、「防炎」、「静電気防止」、「抗菌」などが挙げられます。使用環境や目的によっては、機能をプラスしたものを選択することも効果的です。
人工芝の材質によるコストや特徴の違い
人工芝は、使用している材質によって性能やコストなど大きく特徴が変わります。
人工芝は使用目的によって景観用と競技用に分かれていると説明しましたが、もう一つ材質をチェックすることも、人工芝を選ぶときの基準すると良いです。
人工芝の材質を大きく分けると「ナイロン」、「ポリプロピレン」、「ポリエチレン」の3種類です。
それぞれの特徴について見ていきましょう。
ナイロン
ナイロン製の人工芝は、触感が天然芝に近いやわらかさを持っていることが大きな特徴です。
しかし、ナイロン素材の特徴でもある吸水率の高さによって、屋外で使用すると早く傷んでしまうので、屋内での使用がおすすめです。
屋内の使用であれば、耐摩耗性は非常に優れることからも、ランニングコストの面において効果が期待できます。
ポリプロピレン
ポリプロピレン製の人工芝は歴史が長く、また材料コストが比較的安いことから、3種類のなかで最も流通している素材です。
ナイロン製よりも耐久性に優れ、ほとんど吸水することがないので屋外での使用に適した素材となります。
ただし、ポリプロピレン製は樹脂のなかでも硬質の部類に入るので、手触りとしては若干固いと感じるかもしれません。
さらに、紫外線に弱いという特性から耐候性が低く、ランニングコストの面ではあまり期待できません。
ポリエチレン
ポリエチレン製の人工芝は、3種類のなかで最も耐候性、耐久性および耐摩耗性などの性能面において優位となる素材です。
とくに、耐候性においては、ポリプロピレン製と比較しても高い性能を持っているので、屋外での使用に適した素材となります。
また、ポリエチレン製は樹脂のなかでも軟質の部類に入り、手触りはやわらかいと感じると思います。
導入コストは高くなりますが、耐候性、耐久性に優れているという特徴から、交換のサイクルも長くなるので、長期的なランニングコストの低減に期待できます。
まとめ
人工芝は種類が非常に多いので、目的や予算など求めているニーズによって選ぶのがおすすめです。
また、導入コストだけでなく、ランニングコストや貼り替えなどを考慮した長期的なコストについても意識して検討することが重要です。
そういう意味では、人工芝の材質に注目して選ぶのは有効といえるでしょう。
尚、弊社では耐久性と対抗性に優れた『楽』と『極』という2種類の観賞用人工芝をメインで販売しています。
『楽』は密度を極限にまで高め、触感とクッション性を追求しているので、ドッグランやお子様が裸足で走り回る園庭等におすすめです。
また、『極』は他にはまねのできないくらいのリアリティと高級感、耐久性を兼ね備えています。大手リゾートホテルや結婚式場、日本庭園などにもご使用頂いております。
弊社では、この『極』と『楽』のサンプルを無料でお送りしています。
実際に触ったりふんだりして最上級の人工芝を体験してください。
尚、営業のお電話等は一切いたしませんので、お気軽にお申込みください。