ゴルフ場やお寺など、手入れが行き届いた天然芝って良いですよね。
自分の家にもあのようなキレイなお庭があれば、友達をいっぱい呼んでバーベキュー・・・なんて想像しちゃいますよね(笑)。
とくに新築で家を建てたばかりの方はとても夢が広がりますね!!
でも、『天然芝は手入れが大変!!』なんて言葉、よく耳にしませんか?
実際の所どうなのか自分の体験や、当社のお客様から教えてもらった話を元に、天然芝の話をしてみたいと思います。
天然芝のメリット
①何といっても自然!四季を感じられる
やはり本物の芝に勝るものはありません。手入れの行きとどいた天然芝は、洋風・和風を問わず、色々なお庭に馴染み、そして景観を引き立てます。また、四季に合わせて変化する天然芝は、人の心を和ませてくれます。
②臭いがつきにくい
天然芝はバクテリアがいっぱい!ペットが同じ場所でおしっこをしてしまってもバクテリアが臭いを分解してくれるので、臭くなりにくいのです(注:同じ場所におしっこをする事が多いので、その部分だけ天然芝が枯れてしまう事はあります)
③手入れをすればどんどん増えてくる(長期間楽しめる)
天然芝は人工芝と違って、手入れをすればするほど、芝葉も増え、長期間楽しむことができます。また芝の種類にもよりますが、行き届いた手入れができれば、なんと「数十年間」貼り替えをしなくても大丈夫な場合もあるようです。
④初期費用は安い
人工芝とくらべて、天然芝は初期費用をおさえることが出来ます。(注:ランニングコストがかかりますので、トータルで安いという事ではありません)
そのため、新築で家を買った直後など、できるだけコストをかけたくない方には良いと思います。
天然芝のデメリット
①何といっても手入れが大変(圧倒的に意見No.1)
天然芝の場合、とくに春から夏にかけて芝生の間から雑草たくさんが生えてきます。
土であればスコップなどで掘り返すこともできますが、そんなことをしてしまっては天然芝まで剥がれてしまいます。
そのため、一つひとつ抜かなければならないのですが、梅雨の時期などは抜いたそばから、また新たな雑草が生えてきてしまいます。
また、それ以外にも水やりや芝刈りなど毎日やらないといけない事がいっぱいあります。時間に余裕があって、お庭の手入れが好きな方は良いかもしれませんが、共働きのご家庭に天然芝はちょっと大変かもしれません。
実際、手入れが大変だからと、まだまだ元気な天然芝を全て剥がして人工芝にされるお客様が急激に増えていますす。
人工芝の施工をしていると、たまたま散歩されていた近所の高齢者が、「人工芝は手入れをしなくて済むから良いよね!うちもずっと天然芝だったけど、手入れが大変だから数年前に全部剥がして砂利にしちゃった!」なんて話をされることが多いです。
「天然芝でも何とかなるだろう」と甘い気持ちで天然芝にされると、あとで後悔する羽目になるので注意が必要です。
②ランニングコストがかかる
天然芝は初期費用が安い代わりに、後々コストがかかります。スプリンクラーや芝刈り機はもちろん、肥料など色々なコストを足していくと、最終的には人工芝や他の外構工事をおこなうよりも費用がかかる場合もあります。
③虫が多い
これは土の場合でも同じですが、天然芝は自然の植物ですので、アリやバッタ、ミミズ等、たくさんの自然の生き物が生活しています。
また、凸凹していて水たまりができやすいお庭の場合は、夏に蚊が多く発生する場合もあります。
④雨上がりはドロドロになる
天然芝は土と草が混じっているので、雨上がりなどにペットがゴロゴロと体を擦り合わせたりしてしまうと、体中に土や千切れた芝葉などが大量についてドロドロになってしまいます。
そのままペットが家の中に入ってしまったら・・・家中がドロドロになってしまいますね。
⑤全面がキレイな状態になるまで時間がかかる
天然芝は地面に根付いてキレイな状態になるまで、かなりの時間が必要となります。それまでは、レンガのように芝と芝の間に線が見えてあまりキレイではありません。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
いかがですか?
ここまでが実際に天然芝を経験された方の、代表的な意見です。
では次に、最近需要が高まってきている人工芝について紹介したいと思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
最近の人工芝は、急激な技術の進化によって本物と見分けがつかないぐらいリアルになっています。また機能的にも消臭加工や抗菌加工、はたまた静電気防止加工など、色々な面で良くなっています。
近年では、ホームセンターなどでも色々な種類の人工芝が販売され、需要が高まっています。
では、そんな人工芝の良い所や悪い所はどんな事があげられるのでしょうか?
人工芝のメリット
①何といっても手入れが一切不要
人工芝は、天然芝のように水やりや芝刈りなど手入れをする必要が一切ありません。
施工後はほったらかしでも一年中キレイな庭が保てます。(注:落ち葉などが溜まった場合は、取り除く作業は必要です。)
②虫が発生しにくい
人工芝を敷く前にキレイに地面を整地してから防草シートを全面に敷き、その上に人工芝を敷きます。
そのため、人工芝の上まで虫が上がってきにくく、また水たまりなどもできないため、蚊の発生も抑えられます。(実際、犬を飼われてる方で夏から秋にかけて大量の蚊に困っていた方が、人工芝にしてから蚊がほとんどいなくなったそうです。)
③雨上がりでも汚れにくい
人工芝は天然芝と違って、土の部分と芝葉の部分はマットや防草シートによって完全に分離されているので、雨上がりにペットが芝の上でゴロゴロしても汚れません。小さなお子さんが裸足で走り回っても大丈夫です。
④一年中鮮やかでキレイ
好みの問題でもありますが、人工芝は枯れることがないので、一年中青々としたキレイなお庭が楽しめます。
四季が感じられないという方もおられますが、冬の寒々とした時期でも緑が生える庭を楽しむ事ができます。
人工芝のデメリット
①初期費用がかかる
天然芝と比べると、人工芝の初期費用はかなり高額になります。その分、ランニングコストはほとんどかからないため、トータルコストは天然芝より抑えられます。
ただ、新築を建てたばかりの方など、お庭にそれほどお金をかけられない方は出費が高く感じます。
②手入れをしても芝葉は増えない
天然芝と違って、人工芝は手入れをしても芝葉が増えることはありません。そのため、施工した時点が最高の状態です。逆に手入れをすればするほど、芝葉は減っていくばかりです。
そのため、最初から芝葉が少ない人工芝を買ってしまうとすぐに剥げてしまいます。安価な人工芝だと1年も経たずに剥げ剥げになってしまう場合もあるので、安い商品を安易に購入するのは避けたほうが良いです。
③天然芝に比べ臭いがつきやすい
人工芝にはバクテリアがいないため、臭いを分解できずに臭いがつきやすいというデメリットがあります。
高級な人工芝の場合、消臭・抗菌加工を施してある人工芝もありますが、天然芝に比べればやはり臭いがつきやすいのも事実です。
もしペットが同じ場所でおしっこするような場合は、すぐに多めの水で洗い流していただくか、消臭スプレーや中性洗剤で拭いていただくようにしてください。
④静電気が発生しやすい
人工芝はポリエステルという材質や芝葉の構造上、どうしても静電気をためやすく、冬場は特に発生しやすくなります。
静電気防止のための加工を施している人工芝もありますが、天然芝に比べれば静電気は発生しやすいというデメリットがあります。
⑤使用年数がある程度決まっている
前述の通り、天然芝の場合は手入れ次第では何十年と使用できますが、人工芝の場合はいくら丁寧に使用していたとしても、使用年数には限度があります。
人工芝は踏まれるなどの外からの衝撃だけでなく、紫外線などによって色が抜けたり千切れやすくなったりします。
ホームセンターの安価な人工芝で1~2年、高価なタイプで3~4年、専門業者の人工芝で5~7年ぐらいが耐久年数の目安となります。
⑥火気厳禁
人工芝に火はつきませんが、芝葉がとけて剥げてしまいますので人工芝の上では火気厳禁となります。
もし人工芝の上でバーベキューなどをしたい場合には、板やビニールシートなど何か敷いてからおこなうようにしてください。
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んで、どちらが良いとお思いになられましたか?
お庭いじりが苦にならず、時間に余裕がある方は、ぜひ天然芝に挑戦してみてください。
しかし、天然芝と人工芝とで迷った挙句、天然芝にして結局1~2年で挫折し、再度人工芝のお問合せをいただく方が結構いるのも事実です。
天然芝は生きています。大切な命を粗末にしてしまう前に、ぜひあなたの生活スタイルなどをじっくり考えてみてください。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ちなみに、当社が扱っている【極(きわみ)】という人工芝は、オランダの『マテックス社』という超一流ブランドの芝葉を使用しているため、10年~13年の耐久性があります。(メーカー保証済)
また、芝の形状も枯葉だけでなくストレートの芝葉だけでも2種類(通常は1種類)の芝葉を使い、色は全6色という超リアルな最高級の人工芝です。(通常リアル人工芝という名で売っている芝は全4色)
おそらく天然芝と区別がつかないぐらいのリアリティがございます。
ぜひ一度、こちらから『無料のサンプル請求』をしてみてください!
「人工芝って、ここまで凄いの?!」と、実感していただけると思います。
尚、この【極】にはディスカウント商品もあり、かなりお得にご購入も頂けます!※ディスカウント商品について詳しくはこちら!!