お庭やベランダなどを、いつもきれいな緑が保てる人工芝にしようと考えていたら、カビが生えるかもしれないという話を聞いたことがあるかもしれません。
人工芝自体はカビやすい素材ではありませんが、湿気や設置環境でカビが生えてしまうことがあります。せっかくきれいな人工芝を敷いたとしても、カビてしまっては台無しですよね。
そこで今回は、カビの生える原因やカビを生えにくくする対策、またどのような人工芝を選べばよいのかなど、カビに悩まされずに快適に人工芝を楽しめる方法を紹介していきます。
人工芝にカビが生える原因
人工芝に限らず、カビは湿気の多いところであれば発生します。家庭内では、浴室や台所など水にぬれた壁にカビが発生しますよね。なので、人工芝にカビが生えてしまう多くの原因は、水はけの悪い環境に人工芝を長くらさらしてしまうことだといえます。
ジメジメとした場所や家の北側など、日当たりが良くなく、地面も水はけが良くない場所だとカビが発生する可能性があります。
また、ホームセンターなどで販売されている安価なナイロン製の人工芝は、吸水性が高くカビが生えやすくなります。なので、ポリエチレンやポリプロピレンなど、カビが生えにくい素材を選ぶことも大切です。
そのほか、人工芝の上に大きなものを置きっぱなしにすると、通気性が悪くなりカビの原因になるので注意が必要です。
カビを生えにくくする対策
カビが生えてしまうなら、人工芝をあきらめ天然芝にしようかな・・・なんて考えるのはまだ早いです。人工芝には天然芝にはない良い特徴がたくさんあるので、カビを生えにくくする対策をとれば、長い期間きれいな緑を楽しむことができます。
では、実際にどのような対策を講じればよいのかを紹介します。
人工芝を敷く地面の水はけをよくする
庭やベランダなど、屋外で人工芝を使用する場合は、できるだけ水はけのよい場所で利用するようにしましょう。下地がコンクリートであったり、土でも粘土質の場合は水はけが悪く、水が溜まりやすくなってしまいます。
なので、そのような場合は川砂で盛り土をしておけば、水はけが良くなります。人工芝を敷くとき、下地が粘土質の土であった場合には、ホースやバケツなどで水を流してみて、どのくらい水が流れるかを見ておくと良いでしょう。
人工芝の施工前に雑草を除去する
専門業者に人工芝の施工を依頼すれば問題ありませんが、DIYの場合には雑草に注意してください。人工芝を敷く前の下地に雑草が残っていると、のちに雑草が成長してしまい人工芝に湿気がこもるようになってしまいます。
なので人工芝を施工するときは、下地にある雑草をきれいに取り除き、防草シートを張り、雑草を生えにくくする対策が必要です。
雑草はほんの少しだけ生えているのであれば問題ありませんが、大量になると湿度が高い状態になります。なので、雑草が生えてきてしまったら、こまめに雑草を取り除いて人工芝はできるだけ乾燥させるようにしてください。
いずれにしましても、施工前の下地処理が原因になることが多いので、雑草対策をするのであれば人工芝の専門業者に施工を依頼するのも良いかと思います。
カビの生えにくい人工芝のえらび方
ここまで、人工芝にカビが生える原因とカビを生えにくくする対策を紹介してきましたが、実際にどのような人工芝をえらべば良いのか。カビの生えにくい人工芝のえらび方を紹介します。
透水性の高い人工芝を選ぼう
できるだけ透水性の優れた人工芝を選ぶようにしましょう。人工芝には「透水穴」と呼ばれる水抜き用の穴が開いています。等間隔に透水穴があり、効率よく排水がおこなえるかを確認するようにしましょう。
これにより雨の際でも水はけを良くし、水たまり防止や芝葉の乾燥を早めます。とくに水はけの悪い場所や、コンクリートの上などで利用したい場合には、非常に大切なチェックポイントとなります。
ホームセンターなどで取り扱っている安価な人工芝の場合は、そもそも浸水穴が開いていなかったり、間隔が広すぎて水はけの悪い仕様になっている可能性があります。
値段が高ければ透水性が優れているというわけではありませんが、いくら下地の水はけが良くても人工芝の水はけが悪ければ湿気が溜まりやすく、カビが生えやすくなります。
よって、等間隔に透水穴がたくさんある透水性の高い人工芝を選びましょう。初めてだと見た目ではわからない場合もあるので、信頼できる専門業者に聞いてみるのが良いと思います。
抗菌加工が施された人工芝を選ぼう
人工芝には、抗菌加工が施された商品があります。人工芝は天然芝と違って菌やカビなどの発生を抑えるバクテリアが存在しません。
よって、Ag加工などで抗菌加工をおこなうことにより、カビだけでなく菌の発生を抑える効果を発揮します。とくに小さな子供やペットなどがいる方であれば、安心して使用することができますね。
庭やベランダなど、湿気の避けられない場所で人工芝を使用する場合には、抗菌加工が施された人工芝を選ぶようにしましょう。
人工芝のサンプルを請求してみる
ここまで、透水性が優れて抗菌加工が施された人工芝をおすすめいたしましたが、文章での説明や写真だけではどれが良いかわかりませんよね。
なので、まずは人工芝のサンプルを請求してみると良いです。中には有料のお店もありますが、ほとんどの専門店が無料で送ってもらえるはずです。
実際にご自分の目で見て、触って、裏面がどのようになっているかをチェックして、水はけが良いかを確認してみると良いです。実際に水をかけてみて、その人工芝の透水性をチェックしてみるのもおすすめです。
まとめ
今回は、人工芝のカビの原因と対策、またカビの生えにくい人工芝のえらび方を紹介いたしました。
これから人工芝を施工を考えていて、カビが気になっていた方の参考になれば幸いです。人工芝に限らず、水と空気のある場所であればどこでもカビは発生する可能性があります。
なので、水はけの良い人工芝をえらび、水はけの良い下地を施工し、雑草や汚れなどに気を付けていれば、限りなくカビを生えなくすることは可能となります。
ただし、どのような人工芝が自分が敷きたい場所に合っているのかわからなかったり、雑草をきれいに除去する下地の施工が自分では難しいなという方は、ぜひ専門業者に相談してみるのがおすすめです。
弊社「最上級人工芝 匠」では、抗菌加工を施し、等間隔に透水穴を設置した、水はけが良くカビが生えにくい「極（きわみ）」と「楽（らく）」を中心に取り扱っています。
「極」は、リアリティと高級感を追求した人工芝で、日本庭園や結婚式場、リゾートホテルなどでも使用されています。
「楽」は、クッション性が高く最高の触り心地が楽しめる超高密度の人工芝で、幼稚園やドッグラン、キッズスペースなどでも使用されています。
どちらも無料でサンプルをお届けしておりますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。弊社では製品に絶対の自信を持っておりますので、サンプルを請求いただいたからといって、しつこい営業などは一切いたしません。
人工芝に関する質問だけでも大歓迎。365日24時間いつでもお問い合わせいただけますと幸いです。
電話でのお問い合わせは→こちらをタップ
メールでのお問い合わせは→こちらから
