昔のように自宅のお庭に松の木を植えたり、灯篭を置いたりと、庭づくりをする方は非常に少なくなりました。
お庭にあまり興味がないという方が増えているのかもしれません。そういった事もあってか、最近では雑草対策として人工芝や砂利を敷く人が増えています。
その中でも特に小さなお子さんがいるご家庭では、『夏にはプールで子供を遊ばせたい』だとか『裸足でも走り回れる場所が欲しい』などといった理由から、いま人工芝は人気があります。
できるだけ庭の草むしりや手入れなどに時間を使いたくないという方のために、今回はおすすめの人工芝をえらぶ際のアドバイスをさせて頂きます。
お庭の手入れをしたくない人こそ、プロ用の質の良い芝を使おう
お庭に興味がないと、予算もできるだけ使いたくないものです。特に新築の家を建てられたばかりの方は、色々と出費があって大変です。
そこでまず思いつくのが、『ホームセンターで安い人口芝を買って自分達でやろう』という事ではないでしょうか?
しかし、そこが落とし穴なのです。
ホームセンターへ行けば何種類かの人工芝が販売されています。一番安価な人工芝で1㎡あたり1,000円ちょっと。高額だと1㎡あたり4,000円ちかくする物もあります。
安価な人工芝は見た目が悪いだけでなく、すぐに芝葉が千切れて剥げてしまいます。
耐用年数は、質の悪い物だと半年、良い物でも1年くらいです。特に芝葉の抜けや千切れはひどく、掃除の回数や人工芝を敷きかえる回数が増えてけっこう手間がかかります。
そこであなたがもし、ホームセンターで高額な人口芝を買おうと思っているなら、『勿体ない!』の一言です。
最近のホームセンターの人工芝は、非常にリアルで良い芝になっています。実際敷いてみてもとても綺麗です。
しかし、それは非常に勿体ないです。なぜなら、同じような料金でプロ用のさらに高品質な人工芝が手に入るからです。
ホームセンターの高額なタイプの人工芝は密度14,000/㎡前後で、耐久性は3年~5年くらいの商品が一般的です。
しかし、プロ用のしっかりした人工芝を使用すれば、もっと高密度で触り心地が良く、さらに長期間使用ができます!!
芝葉を縫い付けるマットは2重構造、裏のコーティングはポリウレタンを選ぼう!
人工芝を専門に扱っている人間でないとまず知りませんが、耐久性があり、本当に質にこだわっている人工芝というのは、裏のマット部分にポリウレタンのコーティング材が施してあります。
しかし、世界中で使用されている人工芝の大半は「SBR」というコーティング材を使用しており、日本で販売されている人工芝で安価な物はもちろん、高級とうたっているプロ用の業者の芝でもSBRの商品も多々あります。
SBR加工の方がポリウレタン加工に比べてはるかにコストは安く済みますが、ポリウレタン加工の方が縮みが少なくはるかに耐久性もあります。(少々縮んで隙間が空いてしまったとしても、海外ではクレームを言うお客さんは少ないようで、ポリウレタンはほぼ日本人用として使用されているようです)
また、人工芝を縫い付けてある防草シートのようなマット(黒いマットの場合が多い)は、2重になっているものをお勧め致します。安価な物は1重のため、せっかく芝葉を縫い付けても抜けやすく耐久性が悪くなってしまいます。
しっかりしたプロ用の人工芝はマットが2重構造になっているため、芝葉が抜けにくく耐久性も抜群です。
密度の高い人工芝をえらぼう!
人工芝は天然芝と違って手入れをしても増えることはありません。そのため、最初から密度が低いとすぐに剥げてしまいますので、密度が高い芝を選ぶことをお勧めします。
尚、密度とは1㎡辺りに何個芝の縫い目があるのかという数字なので、数字が高ければ高いほど芝葉の数が多いということです。芝葉の数が多ければ、クッション性も上がってフカフカさが増しますし、耐用年数も長くなります。
ちなみに密度はホームセンターの安価な人工芝で10,000/㎡前後、高価な物で14,000/㎡前後、プロ用の場合で16,000/㎡以上というのが一つの目安となりますが、数字で記載されている会社はほとんどありません(尚、当社の商品『楽』は29,400/㎡、『極』は18,900/㎡)。そこで、簡単な調べ方を紹介しておきます。
芝の中に指を突き立て(芝を鷲掴み)前後左右に手を動かしてみてください。簡単に下のマットまで指が届いてしまい、ガリガリと指が痛いのは密度が低い証拠です。
できるだけゴワゴワしていて、マットに指がつきにくい人工芝を選んで購入するようにしてください。
芝葉の形状は出来るだけ形のあるものを選ぼう!
人工芝の芝葉にはC型やV型、W型など様々な形があり、起立性、耐久性、触り心地などメリットとデメリットがあります。
ホームセンターで売られているような芝葉は、短冊型(I型)と呼ばれるまっすぐな何も加工されていない形状の物が多いです。
しかしこの短冊形の場合、触り心地が柔らかい代わりに起立性や耐久性はかなり低いため、すぐにぺったんこになってしまいます。
なので、できるだけ芝葉はC型やW型などしっかり形がついた人工芝を選んだほうが良いです。
まとめ
以上、ご紹介した4点を注意して人工芝えらびをしていただければ、手間もトータルコストも最小限でキレイなお庭を長い間手に入れて頂けるのと思います。
ホームセンターなどの人工芝は安く思えても、年月が経つうちに掃除が必要になったり、短期間で何度も敷き直さなければならなくなり、結局は高くついてしまうということにならないように注意してください。
尚、当社のディスカウント商品をご検討いただければ、プロが使用する人工芝の中でも【最上級品質】の物がホームセンターに近い価格でご購入いただけます。
もちろん、ディスカウント商品も完全未使用の新品です。何故そんなに安くご提供が出来るのか知りたい方はこちらをご覧ください。
また、当社の人工芝がどのような品質か見たいという方は、こちらから無料サンプルをご請求ください。(しつこい営業は一切しませんのでお気軽にご請求ください)